むかーし話をしましょうかね
今年成人式を迎えた我が家の息子は
「自閉症スペクトラム」と診断されています。
WISCや田中ビネーなどの知能検査では、だいたいIQ50前後
知的障害ありです。療育手帳ありです。
今は障害者枠で働かせてもらっております。
人間関係も悪くないようで、病気以外では休むこともなく働いています。
そんな息子の昔話を、思い出しながら綴ってみようかな。
全部一気にはかけないので少しづつ。。。記憶をたどりながら。。。
同じような悩みや不安を抱えている方の参考になればうれしいです。
生まれてから幼稚園まで
- 言葉の遅れ
- こだわり
- 一人で遊ぶのが好き
- みんなと遊んでいても遊び方が独特
- 反響音に対して耳塞ぎ
- クレーン現象
- 逆さバイバイ
- 納得がいかないとパニック
ざっと思いついたのはこのくらいでしょうか。
不思議と友達との大きなトラブルはなかったですね。
まだこの頃は。。。
★言葉の遅れ
なんですが、検診ではギリギリセーフでした。
あと少し遅かったら病院へと、この時に言われていたはずです。2歳ころの検診だったでしょうか。
2語文が1回だけ言えてたとかそんなレベルでこの時期に病院へいくことはありませんでした。
が、2人目が生まれてからはっきりとわかりました。
遅れてましたね。当時からのんきな母全開です。
★こだわり
これは、遊び方とも重複する内容になります。
トミカが大好きなのですが、
遊ぶときは床にベターっとうつ伏せになって
サスペンションを確認していました。
そのあと転がしてました。もしかしたらタイヤを見ていたのかもしれません。
サスペンションを確認する姿は、車好きの男性などからすると、微笑ましい姿に映ったようです。
のんきな母は、サスペンション大事よね!と思ってました。
が、普通は「ぶうーん」なんて言いながら遊びますよね?
そーゆー遊び方は1度もしてませんでしたね。
ここの時も個性かなーなんて受け止めてました。
ボールの投げ方も独特で、投げる方向を全く見ないで投げてました。
横を向いたり、壁に隠れて投げてましたね。思わず爆笑でしたね(笑)
★反響音に対して耳塞ぎ
小さい頃は当然子供とお風呂に入っていたのですが
お風呂に入ったらやっぱり歌いたくなりますよね?
で、母が歌うとみごとに耳塞ぎされましてねー
昔歌を歌っていたこともある母の歌声を聞いて耳塞ぐとは!!!とショックを受けたものです。
小学校に行くようになっても、体育館などで大きな声が反響するときに耳を塞いでいました。
音ではなく、「声」ですね。
耳を塞がれてからお風呂で歌うのは止めたので、
この時も障害があることに気づけてませんでしたね~
★クレーン現象
ほかの人の手を持って指さしたりする行為ですね
大好きなばあばの手を持ってよくやっていました。
両親に対してはやっていなかったので、これまたスルーしてしまった母です・
★逆さバイバイ
ある日、近所のお友達と遊んで帰る時でした。それは突然でした。
背筋を伸ばし、肘を90度に曲げ、手のひらを自分の方に向けて高らかと「ばいば~い」と。
それはそれは見事な逆さバイバイでした。幼稚園の年少さんか年中さんくらいの頃かな。
この時は、ん?これは本で読んだことあるぞ。。。
さすがに思うところがあって本を読んでいた母。
たーだ、だからどうすればいいのか全くわからず、そのまま過ごしてしまいました。
逆さバイバイは、幼稚園の先生が直してくれました。
どうすればいいのかわからないし、自分の子供に障害が…なんて
やっぱり思いっきり正直に言えばショックですよね。
妊娠中になにか悪いことしたかな?
あれがだめだった?とかいろいろ考えちゃいますよね。
それで勇気を持って行動しなかったのは、母失格だなと思っています。
もっと軽ーく保健センターとかに相談しにいけばよかったなと今は言えますが
当時はどうしても行けなかった。。。
もし悩んでる方がいらっしゃいましたら、
ぜひお近くの保険センターとかに電話だけでもいいのでしてみてください。
わからなければ市役所とかでも教えてくれるのではないかと思います。
話を聞くだけだったら、私でも!!いつでも連絡ください。
私にはそうゆう相談できる人がいなかったので。
なんでも話せる友達や先輩がいたら違ったかなーなんて思うので。